新型コロナウイルスと日経225平均株価の値動きが違う理由 2020年4月

新型コロナウイルスについて

2020年1月から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界で猛威を振るっている。

当ブログでは、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げると共に、早期の感染終息を願っております。

実体経済への影響について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界に蔓延するにつれて、世界経済が過去に類を見ないほどの規模で急速な落ち込みを見せている。

特に、筆者が実感した限り、観光業や飲食業へ甚大な被害が出ている。

観光地などは、例年インバウンドの外国人がごった返していたが、少なくとも、ここ1、2か月は、閑古鳥が鳴くほどの人通りとなっている。最近部屋に引きこもっていて運動不足解消のため、浅草の雷門に行ってみたが、雷門から浅草寺の通りに店員含め5人ぐらいしかいなかった。前代未聞だ。

2008年から2009年あたりのサブプライムローン、リーマンショックの時の金融経済ショックの時と比べ、今回のコロナショックは明らかに実体経済への影響が出ている。

では、日本経済にどれほどの影響が発生しているのか、tradingview.comで新型コロナウイルスの感染者数のシンボルが追加されていたため、比較してみた。

日経225平均株価とコロナ感染者数推移を比較

以下は、4/14現在、世界の新型コロナウイルスの感染者数と日経225平均株価のチャートの比較となる。

COVID-19世界感染者数 日経225平均株価

チャートを確認すると、2月中旬から2月下旬かけて世界の感染者数が7万人を推移している際に、、日経225平均株価が急落していることが見て取れる。2月末から3月上旬は、いったん株価が21000円付近で推移していたが、3月中旬に再度急落した。そして、3月中旬から3月下旬にかけて、19000円付近まで上昇に転じている。3月末には、18000円まで下落して、4月の中旬にかけて株価が持ち直している最中だ。

注目したいのは、世界の新型コロナウイルスの感染者数が以前として右肩上がりに伸びているにも関わらず、株価が持ち直していることだ。不可思議でならない。

世界の新型コロナウイルスの感染者数は日経225平均株価に影響はあるにしろ、直接的な相関関係はなさそうだ。ちなみに以下のチャートは、4/14現在、アメリカの新型コロナウイルスの感染者数と日経225平均株価の比較だが、こちらも影響はあるにしろ、直接的な相関関係はなさそうだ。

COVID-19アメリカ感染者数 日経225平均株価

以下は、4/14現在、日本の新型コロナウイルスの感染者数と日経225平均株価のチャートの比較となる。

COVID-19日本感染者数 日経225平均株価

チャートを確認すると、2月中旬から下旬にかけて、日本の新型コロナウイルスの感染者数が増加していることが見て取れる。新型コロナウイルスの感染者数の増加に伴い、2月中旬から2月下旬かけて、日経225平均株価が急落していることが見て取れる。2月末から3月上旬は、いったん株価が21000円付近で推移していたが、新型コロナウイルスの感染者数の増加に伴ってか、3月中旬に再度急落した。そして、3月中旬から3月下旬にかけて、19000円付近まで上昇に転じている。3月末には、18000円まで下落して、4月の中旬にかけて株価が持ち直している最中だ。

日経225平均株価は、世界やアメリカの新型コロナウイルスの感染者数とはあまり相関関係がなく、日本の新型コロナウイルスの感染者数と相関関係がありそうだ。ただし、3月中旬以降は、新型コロナウイルスの感染者数が増加しているにもかかわらず、日経225平均株価が持ち直しているという状態となっている。不可思議でならない。3月中旬の急落で調整しすぎたから持ち直しているだけなのか。少なくとも、これから各企業はテレワークや自粛など企業としての生産性は著しく落ちるはずなのに、すでに株価は織り込み済みということなのか、もしくは、短期的な投機が行われているからなのか。。。全然わからない。前代未聞のため、株価の値動きが一切わからない。

日経225平均株価とVIX指数を比較

あまり、新型コロナウイルスの感染者数と日経225平均株価との相関関係が認められなかったため、もっと他の指数と相関していないか調べてみた。

以下は、4/14現在、VIX指数と日経225平均株価のチャートの比較となる。

VIX指数 日経225平均株価

ぴたりと一致。やはり、投資家の心理が恐怖に変わると株価が急落し、恐怖が一旦落ち着くと株価が戻るらしい。これは短期的な相関関係だと思われるため、この先長期戦になる場合はVIX指数が下がっても、株価が長期の下落局面になるという可能性は否定できない。4/14現在、実体経済の落ち込みが肌感覚でもわかるため、下落分を補う経済対策が長期にわたって行われないと、投資家心理は冷え込み株価は長期の下落に転じるであろう。

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