楽天証券のiSPEED先物アプリで日経225オプション取引を行ってみた①基本編

日経225オプションの仕組みについては、以下の記事を参照してください。

日経225オプション取引の記事が少ない

筆者が日経225オプション取引を始めるにあたって、一番困ったことが、日経225オプション取引に関する記事が少ないことだ。インターネットで調べても、オプション取引の仕組みや概念などを説明する記事は見あたるが、実際の取引画面で解説した記事が見当たらない。

本記事は、日経225オプション取引の流れを実際の画面を添えて丁寧に解説するための記事です。

日経225オプション取引の流れ

本記事は、楽天証券のiSPEED先物アプリで、日経225オプション取引を行った際の流れを実際の画面を推移しながら、解説していく。

まず、楽天証券のiSPEED先物アプリについて簡単に解説する。

楽天証券のiSPEED先物アプリは、日経225先物、日経225ミニ、マザーズ先物、日経225オプション取引を行うことが可能だ。本記事では、iSPEED先物アプリで日経225オプション取引を行っていく。

iSPEED先物アプリで、オプション取引を行う場合、まず、楽天証券の総合口座(預り金)から、先物OP口座への資金移動が必要だ。資金の移動については、iSPEED先物アプリで簡単に預り金から先物OPの証拠金に振替することが可能だ。筆者は、とりあえず、50万円だけ振り替えてみた。

図中のオレンジ枠が取引するにあたり注目してみたい箇所になる。

下の図は、日経225先物の取引画面だ。

日経225オプションは、日経225先物のSQ値を基に損益が確定されるため、オプション取引では常に先物の価格は確認しておくべきだ。今回の取引では、2020年3月限月(SQ日、SQ値:2020/3/13 始値)にターゲットして取引を進めていく。

画面下部のメニュー一覧でOPボタンを押すと、日経225オプション取引の取引画面になる。

左側画面上部の2020-12と書かれているところが、限月を示している。

今回は、2020年3月限月にて取引を行うため、限月を変更する。

左側の図が限月ごとの行使価格の一覧だ。

今回は、コールオプションの買いでエントリーを行う。

筆者は、現時点で日経225は上昇すると予想しているため、SQ日である2020/3/13の始値時点で24250円で買う権利を買おうとしている。

2020/3/13始値時点で24250円で買う権利(オプションもしくはプレミアム)を何円で売ってくれるか決まるのが、右側の図だ。

右側の図は、2020/3/13始値時点で24250円で買う権利のオプション価格を決めるための板で、現在285円で権利を売っている。つまり、285円支払えば約定となる。日経225オプション取引の場合、1枚当たり、1000倍となるため、285,000円オプション価格を支払うことになる。

2020/3/13始値時点で24250円で買う権利を285円で購入した場合、損益分岐点は下図の通りとなる。

中央のオレンジで〇になっている価格が損益分岐点だ。コールオプションの買いの場合、オプション価格以上に損失が発生することはない。つまり、オプション価格の285,000円が最大の損失幅となる。

逆に株価が予想通り上昇した場合は、株価が上がれば上がるほど、利益が増大する。よって、株価の上昇幅分利益が得られ、理論上は利益無限大となる。(かといっても、日経225平均株価が永遠に上がることはないため、上限はあるといえよう)

ちなみに、2020/1/13現在、日経225平均株価は23850円のため、今の価格から700円程度上昇しないと、利益を得ることはできない。もし、24535円以内の株価上昇を想定している場合は、日経225先物か、ブルETFでも購入したほうが賢明な判断と言えよう。筆者は、あくまで日経225オプション取引を練習しようと考えているため、コスト度外視で今回試してみている。

今回手数料については計算すると煩雑になるため、計算から除外している。実際には、これに加えて手数料が必要になる。楽天証券では、手数料は以下となる。「売買代金の0.18%+消費税」。手数料を計算すると、だいたい500~600円といったところか。売買の往復だと、1000円~1200円ぐらいか。

下図は、2020-03限月 コールオプション行使価格24,250円の過去の情報が参照できる。

注目すべきは、オレンジ枠のところで、上から、直近の約定価格、前日終値、歩み値、最終日(SQ日の前営業日)、サイズ(1枚当たりの倍数)、限月が確認できる。

左の図は、当日の歩み値だ。注文する前に必ず確認しよう。株式投資などと違って板が厚くないため、適正価格がいまいちよくわからない。当日の歩み値と上下の行使価格のオプション価格等を見て、割高ではないことを確認する癖をつけたほうがよさそうだ。

右の図は、実際の注文の流れとなる。限月を確認し、注文-新規注文のように推移する。

今回は、2020-03限月 コールオプション行使価格24,250円を買いでエントリーするため、以下のように設定する。

売買:買建

数量:1

指値:285円(285,000円分)

執行時間条件:本日中 ※株式投資と違って期間指定できないようだ。

取引暗証番号:入力

注文時に注意したいのは、数量だ。1枚当たり1000倍のため、桁を1つ間違えるだけでも大惨事になる。

先物OP口座に入れている証拠金がもともと少なければエラーが出て注文できないが、証拠金を多く入れていて間違えて注文した暁には地獄が待っている。株式投資以上に、注文時には神経を使う必要がある。

デリバティブ商品のため、東証ではなく、大阪取引所での取り扱いだ。

左の図は、注文前の確認画面だ。基本的には確認画面は有効にしておこう。省略はお勧めできない。

最後に、注文の内容が間違えていないか確認をして、注文するボタンを押す。そうすると、注文が完了する。執行数量条件については、以下のURLを参照のこと。

https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/MSpop0020.html

注文が完了すると、注文照会で注文の状況を確認できる。今回は、取引時間外に注文を行ったため、執行待ち状態で約定はされていない。実際に約定されたら、別記事で書く予定だ。

注文後の口座の状態は以下となる。

証拠金情報では、最初は受け入れ証拠金が500,000円だったが、214,436円に減っている。注文したオプション価格分減っているようだ。他の画面は、変わらない。おそらく、実現損益は、オプション価格分損失として表示されるのではないかと思うが、次回の記事で注目してレポートを行う。

以上、楽天証券のiSPEED先物アプリで日経225オプション取引を行ってみました。

次回、約定後の画面について、解説を行う予定。

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