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CFD取引とは

このページはCFD取引について解説します。

CFD取引とは

CFD取引とは

CFD取引は、差金決済取引のことで、株・通貨・商品などのモノの価格差を売買する金融商品です。

差金決済取引では、株券などの現物の受け渡しはせずに、売値と買値の価格差をやり取りします。

CFD取引では、投資家とCFD業者が相対取引で、CFD業者の提示価格で売買します。

CFD業者は、投資家からもらう手数料(スプレッド)を目当てとしているため、提携している金融機関を通じて、投資家と反対の売買を行い、各投資対象の価格の上下に関わらず、収益を得られるような構造になっています。

CFD取引では、ひとつのCFD口座で、様々なモノを取引することができます。

代表的なモノを記載すると、

  • 株価指数
  • 株式
  • FX(為替取引)
  • 商品

等があります。

CFDの取り扱い銘柄は、各CFD業者で異なり、4つしか取り扱い銘柄がない業者もあったり、1万以上の銘柄がある業者もあったり、CFD業者によりまちまちです。

GMOクリック証券 取り扱い銘柄

https://www.click-sec.com/sp/products/cfd/lineup.html

IG証券 取り扱い銘柄

https://www.ig.com/jp/markets-to-trade

CFD取引の優位性

CFD取引は、取り扱い銘柄に対し、取引を買いから始めることもできますし、売りから始めることもできます。

そのため、ほかの投資では実現できないもしくは実現が難しいことができます。

株価指数を売りから入ったり、原油や金などの商品を売りから始めたりすることもできます。

どの銘柄も統一されたインターフェースで、このような投資を行うことは、ほかの投資手法では難しいことです。

調整額

CFD取引は、銘柄の保有期限がありません。そのため、いつまでも同じ銘柄を保持し続けることができますが、取り扱い銘柄によっては、先物など保有期限が決まっている商品を原資産としているため、調整額が発生します。調整額で増減する価格は、建玉に直接反映されます。調整額は主に以下の3種類あります。

価格調整額

先物取引を原資産とする銘柄は、原資産である先物取引の限月が切り替わること(ロールオーバー)により調整額が発生します。価格調整額の価格および発生間隔は、各銘柄のページで確認することができます。

権利調整額

株式を原資産とする銘柄は、株の配当金に伴う調整額が発生します。権利調整額の価格および発生日は、各銘柄のページで確認することができます。

金利調整額

金利調整額はポジションを翌日に持ち越した場合に発生します。これは、原資産を現地通貨建て(米ドル建てが多い)で売買するため為替取引のスワップポイントの分の調整額が発生します。金利調整額の価格は、各銘柄のページで確認することができます。

https://www.click-sec.com/corp/guide/cfd/study/beginner06.html

GMOクリック証券より

レバレッジ

CFD取引では、レバレッジをかけて取引を行うこととなります。レバレッジは商品ごとに固定で決められており、変更することはできません。1倍で取引をしたい場合は、レバレッジ分の金額を口座残高に残したまま注文することとなります。例えば、金や原油は20倍、株価指数は10倍など、銘柄によりあらかじめ決められています。

高いレバレッジで取引をした場合、相場の急変に伴い、とんでもない額の損失を抱えてしまう可能性があります。そのため、建玉の枚数に注意をして取引を行う必要があります。

必要証拠金は日々変動するため、建玉を保持しているだけでも、口座残高が必要証拠金を下回る可能性があります。必要証拠金を下回ると追証が発生し指定された日までに入金しないと強制決済されます。

GMOクリック証券の場合、証拠金維持率が100%を下回った日の取引終了時間後1時間以内に追証になった旨のメールが来て、翌営業日の午前03:00までに指定された金額を入金し追証を解消しないと強制決済されます。詳しくは、各証券会社のホームページをご確認ください。

CFD取引のメリット・デメリット

CFD取引では、以下のメリット・デメリットがあります。

取引価格の変動による資産価値の変動(キャピタルゲイン)

取引価格は日々変動します。取引価格が変動すれば、売買時の価格の差異に応じて資産価値が変動します。

調整額による資産価値の変動(インカムゲイン)

調整額により、建玉に対し調整額分の金額が加減算されます。ポジションによって、プラスされたり、マイナスされたりします。

資金効率がいい

CFD取引は各銘柄にレバレッジが設定され、自己資金以上の売買を行うことができます。

24時間365日取引が可能

CFD取引は、ほかの投資と比べると、取引可能な時間が長いです。ほかの投資と違い、夜間での取引が可能なため、生活スタイルに合わせ、投資ができます。ただし、各銘柄の原資産の市場が空いている時間にしか約定しないため、土日は取引できないことが多いです。

CFD取引の取引方法

CFD取引を始める場合は、以下の取引方法になります。

インターネットから、CFD取引を取り扱っている会社にCFD取引口座を開設します。

主な窓口は、証券会社になります。

証券会社で取引する場合、証券会社に総合口座を開設している必要があります。

CFD取引の取引時間は、以下になります。

24時間365日(メンテナンス時間を除く)

ただし、成行注文は、各銘柄の原資産の市場取引時間のみ行うことが可能です。

くわしくは、各証券会社のホームページをご確認ください。

税金

CFD取引で利益を得た場合、税金が発生します。

CFD取引の税金は、利益に対して20.315%の税金が課せられます。

所得税:15.315% ※復興特別所得税含む

住民税:5%

100万円の利益の場合 税金:20万3150円

逆に損失が発生した場合は、税金は発生しません。

CFD取引の場合、損失を3年間繰り越すができ、3年間分の利益と相殺することが可能です。

例えば以下のようになります。

1年目:400万円の損失 税金:0円

2年目:100万円の利益 税金:0円

3年目:100万円の利益 税金:0円

4年目:100万円の利益 税金:0円

5年目:100万円の利益 税金:20万3150円

もし、この損失の3年間繰越控除制度を使う場合は、損失がでた年と次年度以降3年間は毎年確定申告が必要です。

確定申告

一般的なサラリーマンの場合、CFD取引による所得が20万円以内の場合は確定申告をする必要はありません。ただし、住民税の申告は行わなければなりません。

CFD取引による所得が20万円を超える場合は確定申告をする必要があります。

取引手数料について

CFD取引の場合、取引手数料は各CFD業者により異なります。

通常は、取引手数料は、無料の場合が多いです。

代わりに各銘柄売買時のスプレッドを手数料として徴収している形になります。

銘柄ごとにスプレッドが異なるため、各銘柄のページで確認する必要があります。

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